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スイッチは見えないところについている

毎年1月にスタートする大河ドラマ、今年は「いだてん」です。
ご覧になっていますか?

我が家では2年前の「おんな城主 直虎」をきっかけに、昨年の「西郷どん」今年の「いだてん」と大河ドラマを家族で見ています。

最初は、歴史を学校で学ぶ小6前に、歴史を身近に感じてもらうのが目的でした。
人の一生に様々な人が絡み、そういう人たちの人生があって「今」に繋がっていることがドラマから感じることができ、尚且つ「家族で同じ時間を楽しみに待つ」という豊かな時間が得られました。

とはいえ、次女(現在小4)は、聞きなれない方言や想像のつかない話の展開、戦のシーンなどに恐怖心があったり、あまり興味がない様子。

最近は大河ドラマ見ている時に1人だけ絵を描いていたり・・
だから、あまり好きではないのだろうな、と思っていたんです。

ですが先日、驚いたことに学校の図書館から
「伝説のオリンピックランナー”いだてん”金栗四三」
を借りてきました。

約200ページの本だけど、ふりがなもついていて字も細かすぎないので読みきったよう。
他の家族も全員読み切り、今夜からの大河ドラマは
「本と一緒だね、違うね」なんて言いながら盛り上がりそう^^

スイッチはどこにあるのか、いつ入るのか分からないことが多いけれど

何年間か大河ドラマを見ていても歴史に興味を持つこともなく一見スイッチがなさそうだった次女。

でも日曜の夜になるとCMのように流れていて家族が当たり前に見ている環境に、ふと見つけた本がスイッチとなって興味を持ち出す、しかも本を借りてきたことで家族に喜ばれる、それがさらにスイッチとなる。

これ、片づけスイッチを研究して6年、子育て歴たった12年の私がいうのもなんですが、意外と大事なことなんですよね。

スポーツが生活の中に溶け込んでいる家族の子どもは大概スポーツ好きだし、
東大卒業者が親戚にたくさんいれば、自分の中に東大は当たり前に選択肢になりうる。

家の中で親が聞く音楽が洋楽オンリーだったら、洋楽が暮らしの中にあるのが心地いいと感じ、毎日玄関が脱ぎっぱなしの靴やモノで溢れていれば片づけないのは当たり前となる。

お母さんが家事や片づけや子どもの支度をやってあげてしまったらそれが当たり前。逆に家事をシェアするのが普通で家族みんなでやっていればそれが当たり前となる。

書いていたら当たり前で普通の論理なことだけれど、実際そうなることより”そう思える”こと自体が難しいのだそうです。

思えないからやらない。

やらないからスイッチがどこかにあることが想定できない。

結果、うちの子は・・・
となるんですよね。

だから環境って大事ですよね。

見ていないかもしれないけれど、見せる。
聞いていないかもしれないけれど、流す。
興味が湧かないかもしれないけど、紹介する。
やり出すか分からないけど、やりやすいように整える。

そんなことを今後も楽しみながらやっていこう!と思った出来事でした。

ちなみに、金栗四三さんが、「人が成長するために大切なこと」を「体力・気力・努力」と残してくれたそうです。
確かに!!

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ママが2泊3日で家を空けても家族が困らない仕組みと関係性をつくる仕掛け人・マスターライフオーガナイザー®のあがたよしこでした^^