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思春期の娘へ「言葉はナイフ」

”親”という目の上のたんこぶ的な存在に、反抗したいよね。

教室でも、習い事でもいい子でいるんだもの、ちょっとしたイラっとを倍返しでぶちまき出せるのも家庭でしかできないのも知ってる。

自分では気づかないうちに脳からポトンって落ちて体内に広がる成長ホルモンは、あなたを不安定にするよね。それも知ってる。

でもね。

まだあなたは自分一人で生きていく力を養いきっていない。

年齢的に何をするにも保護者の承認は必要だし、本当の意味で自分を支えて生きていくために必要な力はこれから時間をかけて育てていくべきで、周りと調整していくことを学ぶのも必要なステップのひとつだよね。


ここからは、絶賛思春期の娘へ宛てたLINEであり、リアルな親子の葛藤の備忘録。
この手の内容の手紙を彼女に渡すのは何度かな。
今のところ反応はない。
私とそっくりでかなり頑固なので。
私が自分に苦労したからこそ、冷静なコミュニケーションという方法で伝え続けたいとは思っている。

言葉はナイフです。

そのことを知ってもらいたくて「あなたのサポートをしない」と宣言しました、反省して改心するまでは。

昨日の朝、カウンターの片づけのタイミングに関する言い合いで
「あんたみたいな”ばあさん”にうんぬんかんぬん・・」とあなたに言われました。
その後も、人を卑下する言葉を使って攻撃しましたね。
今回に限らず家の中ではよくみる光景です。パパにも。妹にも。

あなたはとても頭のいい人間です。
読書から、ネットから、教室内で、家庭内で、見聞きした”パワフルな言葉”をキャッチし自分のモノにするスマートさがあります。
また、頭がとてもいいので、相手がそれを言われたらどんなにいい気持ち/嫌な気持ちになるのかも想定して”わざと”使うこともできるでしょう。

言葉はナイフです。

切れ味のいいナイフは、自分を守るのには便利かもしれないけど、守るために使ったつもりが、怖すぎて周りに誰もいなくなった、そう言うことにもなり得ます。

「そんなつもりはなかった」ことまで引き起こしかねます。
特に、ネガティブで、パワーのある言葉は、使えば気持ちいいでしょう、相手がたじろいで、言い返せないと、自分が勝ったような気になるかもしれない。

あなたの持っている言葉は、他の人よりも鋭いナイフです。

だからこそ、自分の持っている能力を、より注意して使わなければならない。

自分を守るためではなく、誰かを守るためにその能力を使ってください。
その時、そのナイフの切れ味の鋭さはきっと役に立つとは思うけど、自分のためだけに使うのは、自分の心を切り裂くことにもなりかねません。これはあなたより30年近く長く生きた中での経験から伝えています。

本当の強さは、鋭いナイフを持っていることではなく、持ってても使わずに折り合いをつけられることだよね。
ママもまだまだ上手くできませんが、思春期の時から言葉の威力を考え、コントロールして使うことができるようになれば、あなたの未来はきっと明るいと思います。

どんなに世界がAI化されても、人が人とコミュニケーションを取らずに生きていける世界にはならないので

ちなみに、昨日ママがカウンターの片づけの優先順位にこだわったのは、
カウンターがパブリックスペース(プライベートスペースの反対)だからです。
みんなが居る場所、みんなが過ごす場所だから、自分のプライベートスペースよりも優先度をあげて、整えてほしいです。
洗濯物(洗面所のボックス)も同じですよ。

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ママが2泊3日で家を空けても家族が困らない仕組みと関係性をつくる仕掛け人・マスターライフオーガナイザー®のあがたよしこでした^^