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比較はパワハラ  ー思春期娘に対する私の失敗談

  • 投稿カテゴリー:Blog

2021年を振り返るにあたって書き留めたノートを見返してみると。

最近の私の失敗談に深く関係する1年前の記録がありました。

オンラインセッションをしていた時期にクライアントさんが教えてくださった内容です。

もう少し早く見返していたら回避できたかもしれないのになぁ。

でも、私は失敗しちゃったけど、次に失敗しないように。

思春期のお子さんがいるあなたが、お子さんとの関係性で悩んだときのヒントになるように、シェアしますね。

思春期は心やホルモンだけでなく脳が大いに関係している

私たちの脳は、10歳ごろにサイズは完成するけれど、シナプスが繋がって脳自体が完成するのは20代後半くらいまでかかるそう。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163903828

つまり思春期の脳は未発達な状態。

さらに、衝動的な部分(車に例えるとアクセル)が先に発達し、制御(同じく車に例えるとブレーキ)が後から発達するので、14歳くらいまではアクセルベタ踏み状態。

「フル回転する脳を制御しきれないために、キレやすい、中毒になりやすい、がまんがきかない、といった特有の問題が起きる」そうです。

我が家の15歳の長女と13歳の次女を見ていてもまさにそう感じます。

長女は中1・中2の思春期真っ只中の頃と比較して随分落ち着きました。

脳内にブレーキが設置され、悲劇のヒロインからの卒業、物事を少しずつ俯瞰して見れるようになり、うがった見方をすれば、諦める部分も。

一方、比較的自己主張少なく穏やかな性格だと思っていた次女は、中学生になり魔の2歳児の再来のような「嫌」「無理」発言大放出。

脳の発達段階を知っていたり、これは「ホルモンのせい」と唱える余裕が親側にあればトラブルは頻発しませんが、親だって人間。

全能じゃあない。

親が関係維持のためにできる努力は?

とは言え、そんな時期の子どもとの関係を維持するためにできる努力は

・子どもの世界のつながりを肯定・応援する

・兄弟・友達や自分の過去と比較をしない

・主張を聞く、受け止め自分で決定するように促す

・親自身の人生を楽しむ

といったことだそうです。

ウンウン。できてる!・・つもりだったのに・・・

私の失敗

その中で私が最近失敗したこと。

それは次女に対して比較してしまったこと。

よりによって彼女の大好きなお友達と。

彼女の可能性に期待しているからこその比較だったんですが、軽はずみな一言が心を傷つけて。

ここぞとばかりに思春期の衝動性も発揮され、身体で彼女のフラストレーションを受け止める事態に。

そして見返してみるとノートに書いてありました。

比較することはパワハラだって。

ハラスメントの始まりは「認識の欠如」なんだと思うんです。

そのとき発した言葉は比較こそすれ蔑むつもりはなかったもの。

でも受取手が蔑まれたと思えば立派なハラスメントだし、「そんなつもりではなかった」では、親だから、家族だからって許されることではないですね。

繰り返さないためにはどうしたらいいか

私なりに考えて出した答えは、

・本人よりも過程や結果に対してアツクならない(勉強、学校生活、習い事、交友関係など子どもを取り巻く全てが対象)

・・・なんだけど、難しいんだよなぁ、これが。

一番の応援者だからこそ歯がゆいことがたくさんあります。

人生の先輩だからこそ、見えてるし言いたいこともある。

でも腹落ちするのは本人が動いて得た結果のみ。親の言葉では決してない。

 

だからこそ、やっぱり必要なのは、私自身の人生でやりたいこといっぱいあって没頭することで適度な距離を取ることなのかな。

そこにいつも行き着く気がします。う〜む。修行だ。

 

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ママが2泊3日で家を空けても家族が困らない仕組みと関係性をつくる仕掛け人・マスターライフオーガナイザー®のあがたよしこでした^^