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私の家政夫 ナギサさんからの考察 〜買うのは時間?人間らしい生活?自信?〜

2020年放送のTBSドラマ「私の家政夫 ナギサさん」

https://www.tbs.co.jp/WATANAGI_tbs/

アマゾンプライムで全話無料で視聴できます!

可愛い・面白いだけではなく、考えさせられる点がたくさんある物語でしたので考察を。

一番感じたのは

《時間をお金で買う》

《人間らしい生活をお金で買う》

《自信をお金で買う》

の関係性について。(ライフオーガナイザー®︎視点満載かもしれません)

本題に入る前にまずは簡単にあらすじを

あらすじ

メイは28歳・トップ表彰もされる仕事大好きで得意なMR(医薬品営業)

小さい頃の夢はお母さんになることだったけど、

その夢を母親に告げると「そんなつまらない夢やめなさい。結婚しても仕事をやめず家事と両立して仕事人として頑張って・あなたはやればできる子だから」と言われてしまう。

母親や上司の期待に応えようと仕事を頑張っているが・・実は家事がからきしだめ。

忙しいを理由に食事も不規則・不摂生 汚部屋でダンボールに囲まれ床が見えない生活では、探し物ばかり。

そんなメイの前にふとしたきっかけで現れた、料理・掃除・洗濯・裁縫全てパーフェクトなスーパー家政夫 ナギサさん(50歳のオジサン)。

オジサンに身の回りを世話してもらうなんて・・と最初は嫌がるメイだけど

いろんなピンチや難題を乗り越える度にナギサさんの温かさや一人で戦わなくていい安心感を得て次第に・・・

というお話。

https://www.tbs.co.jp/WATANAGI_tbs/

《時間をお金で買う》

仕事が多忙で、かつ稼げている人は時間をお金で買うことに抵抗が少ない。

時間をお金で買うって例えばどんなことだろう?

◎移動はタクシー

◎迷う時間が勿体無いから大人買い・探してなければ代替品買い

◎家事は家事代行や便利家電頼み

◎ネットで買い物

◎家賃高くても職場の近くに住む

などなど。

探したらこんな具体例を載せているサイトも発見

部屋にたくさんの未開封段ボールがあるメイの生活もまさしく時間をお金で買ってる「つもり」の生活。

でも実は、たくさんのものがあるって便利なようで、

・どれにしようか・どこで買おうか探す手間

・オーダーする手

・受け取る手間

・開梱する手間

・収納する手間(どこにしまうか、パンパンだったとしたら他のものを捨てるなども含む)

・梱包材を処分する手間

・管理維持する手間(本でも衣類でもアクセでも

ひとつ手に入れるにも細々とした手間がかかる。

手間というのは全て時間に換算できるので、モノが多ければ多いほど結局はお金で時間を買っているようでいて、モノに支配され時間がかかる生活だったりもする。

さらに、「忙しいから」探すより買えば早いと同じリップクリームが10個 リモコンが5個部屋から出てくるけれど、ってことは、少なくともリップを9回、リモコンも4回は「なくて困った」「なんで私無くしちゃうわけ?」という気持ちを体験しているはず。

たくさんの困ったを感じるたびに、きちんと管理できない自分を卑下しちゃう感覚は、いくら仕事ができても、モテても自己肯定感が上がらない。生活=自分自身なんだよね。

時間をお金で買うような生活ができるスペックなのに、自己肯定感高くないんじゃ勿体無い

そこで

《人間らしい生活をお金で買う》《自信をお金で買う》という発想。

今回のドラマの家事代行は

《人間らしい生活をお金で買う》

ことができるツールだと思う。

家事代行によって

栄養バランスも考えられた食事を準備せず食べれて

清潔なお風呂に入れて部屋の床が見えて

アイロンがかかった清潔な洋服を着ていつでも出かけられる

浮いた時間や、家事をサポートしてくれる安心感で自分のやりたいことにさらに打ち込める

人によっては介護や育児などの負担を少しだけでも解放できる

一方、ドラマでも描かれていたのは、「できない部分を見られたくない」「できない自分を認めたくない」「一度頼ったらずっと頼らなくてはならなくなって尚できなくなるのでは」という感情。

家事代行はあくまで代行なので、楽な分、自分での再現性を高めることや、アレンジ力がつくわけではないのだと思う。(家事代行から、スキルやヒントを得たいという、前向きな依頼は別ケース)

そうなると、人間らしい生活はお金を払っている間は続くけれど実力にはなりにくいし結果自己肯定感も上がりにくい。

(参考:世間の家事代行に対するイメージ)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003260.000001594.html#:~:text=2021%E5%B9%B47%E6%9C%888,%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%9F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

では

生活力に対して《自信をお金で買う》にはどうしたらいい?

これはお料理教室・家事教室だったりコンサルティング型片づけサポートだったりと「学ぶ」という行為が必要なんだと思う。

学んで習得するというのは、ただでさい忙しい中から時間を捻出し、実際に習得するための覚悟と労力も必要。

代行ほどではないにせよお金も必要。

でもやった先には、「知らなかったことがで知れた」「できなかったことが自分でできるようになった」「面倒・苦手だと思っていたことに対してストレスがなくなった・工夫できるようになった」などの自信・自己肯定感という効果が得られる。

生活に関して得られた自信は人の生き方の土台になるという点でも結構強かったりする。

自分を繕う・隠す必要がないからね。

《人間らしい生活をお金で買う》と《自信をお金で買う》 どっちが先?

まずは違いを知ること。

どちらが先かはその人次第。

時間を捻出し、実際に習得するための覚悟と労力が出せるのであれば、学んだ上で適宜家事代行などを頼むと効率的だけれど、そもそもその時間や覚悟やエネルギーが捻出できないのよ、ってパターン、私も経験済みなので^^;

伝えたいことは、今の現状を変えたい・自分が変わりたいと思ったら、変わる方法はあるってこと。

そしてその方法は、人と同じじゃなくても良いってこと。

このドラマからはいろんなことを学べました!

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ママが2泊3日で家を空けても家族が困らない仕組みと関係性をつくる仕掛け人・マスターライフオーガナイザー®のあがたよしこでした^^